A9 vs vistlipを前に個人的な話をする
こんにちは、A9とvistlipの民です。
A9とvistlip夢のツーマンツアーが発表されおよそ1ヶ月、A9のワンマンツアーにも勿論参戦し無事火星への旅を終えて帰ってきました。
その間もTwitterでは絶えず盛り上がるV.A.ツアーの話題。
7月7日、A9は大分で火星旅行、vistlipはZEPPでバースデー。
私はvistlipの11周年ライヴでの告知で知りました。
おおよそ9年待ち続けていた夢のツーマンライヴ、この数年毎日気でも狂ったかのように「対バンしてくれ」と壁打ちツイートを繰り返し、A9の会場でフォロワーにvistlipの余っている音源を配り歩きまたあるときはvistlipの会場でA9の音源を配り歩くという、大阪のババア飴配りがち説かと思うくらい配りまくって布教しまくりの日々…いつかの対バンを夢見て…。
Zeppでのライヴが終わった後は何故か号泣しながら会場を出ました、まだ始まってもないのに。
会場出てから大号泣してる私をフォロワーのみんなとあとフォロワーのフォロワー(ほぼ他人)がよかったね〜〜〜おめでとう〜〜〜って宥めてくれて私はさらに泣いた、フォロワーの首にかかってたタオルで勝手に涙拭いてたらその子まで泣き出してどうかしていた。
そしてツイッター開けばA9のフォロワーとvistlipのフォロワーから次々と「おめでとう」とか「よかったね」っていわれて更に泣く。
年取ると涙腺ぶっ壊れるんですわ。
9年前というと、当時はまだ学生だった趣味が遊戯王とタカミンお絵かきチャット(一部オタクにとって時代を感じるワード)に勤しんでいたキモいオタクだった頃…ヴィジュアル系に出会いアリス九號.とvistlipに人生を狂わされましたネ…。
そして当時クラスにいたクラスカーストの高いバンギャ(以下ヤマザキ)と「アリス九號.とvistlipいつか対バンして欲しいな!」と零したのですが、その返事はというと「びすとりっぷ〜?知らねーなそんなマイナー盤!アリスと対バンなんてありえねえよ!」と大笑いされました。
死ぬほど悔しかったです。
そんな思いをしてから9年間ずっと対バンをしてくれ頼むと願い続け、2年に一度くらいのペースでたまにイベントライヴやフェスで出演が被っていたことは3.4回程あったのですが到底満足できず。
なんていろいろあるうちにアリス九號.がAliceNineになりA9に…そしてツイッターでひたすら両バンドを布教する日々。
そんな2018年平成最後の夏、とうとう夢は実現したのです。
ありがとうA9、ありがとうvistlip…私もう2018年終わったら死ぬんじゃないかな…そういう気持ちで日々を生きています。
A9を布教するブログ
A9はいいぞ
そもそもA9って誰?
アリス九號.とかAliceNineなら知ってるんだけど…って人、当たりです大当たり。
色々あって数回の改名をしているのですA9もといアリスナイン。
先日メンバーがファンの人にも突っ込まれてたけど「名前は未だ無い。って音源出してデビューしてから14年で名前随分増えましたね」なんて、いやほんとその通りまぁみんなエーナインとか従来通りアリスとか自由に呼んでるよ名前の表記とか難しい話はともかくA9を聴いてくれ、A9はいいぞ。(詳しい活動略歴とかそういうのは各自ググってください。)
一応簡単にメンバーの紹介だけ。今回はオススメ曲メインで書いていくのでメンバーの個性や詳細はまた後日気が向いたら書くか他の誰かが書いてくれるでしょう多分。
Vo.将
バンドのリーダーで作詞や衣装デザイン等を担当。滑舌が悪い。
Gt.ヒロト
上手ギターでメンバー最年少。作曲やグッズデザイン等を担当。
Gt.虎
下手ギターで作曲やPV監修、ニコ生などではMCを担当。とてもでかい。
Ba.沙我
ベースでバンドのメインコンポーザー、セットリストも彼を中心に決めている模様。鼻が高い。
Dr.Nao
ドラムであり、ヒロトとグッズデザインとお笑いを担当。ライヴMCでのグッズ紹介は彼とヒロトが中心に行っているゾ。
でもいいぞっていわれてもだいぶ前からいる気がするから何から聴いたらいいかわかんないよ!とかAliceNineの〇〇くらいしか知らない…とかあると思いますので此処で独断と偏見でこれ買っとけば間違いないシリーズとオススメ曲をいくつかあげておきますので取り敢えずこれを買ってくれライヴの定番曲や楽しい曲持ってきたからこれを聴いてライヴにも来てね今年も春ツアーで全国を回るのはもちろん、8月25日には新木場スタジオコーストで14周年ライヴもあるよ。
華想夢想紙(2005年)収録 より
銀の月 黒い星
闇ニ散ル桜
まずは全7曲収録されてるうちの2.3曲目。
闇ニ散ル桜 なんてこんな如何にもザ!ヴィジュアル系なんてタイトル…これはもう惹かれざるを得ない…DATTE BANGYA DAMON…†まぁもう御察しの通り暴れ曲です桜舞い散る季節に死にます系の曲ですが割とオールシーズンやるしなんかアリス九號.わりとみんなすぐ死ぬ。メンバー本人すら「僕らの曲は幻想的か死にがち」と自称するほど。これは死ぬ方。
銀の月 黒い星は逆に比較的幻想的な方、死なない。あと冬の曲。
実はこれ最近リメイクされまして(後述)タイミング的にもまずはこっちを聴いてほしい…。
あと銀の月~はライヴの時独自で振りがあるんですけど説明するの難しいのでもうライヴ来てね毎回将さんもステージ上でやってくれるしまぁ周りのバンギャに合わせてりゃどうにかなる。
Alice Nine Complete Collection 2006-2009(2010年)収録 より
九龍 -NINE HEADS RODEO SHOW-
NUMBER SIX.
RAINBOWS
the beautiful name
華【hæ・nǝ】
名前の通り2006~2009年リリースの楽曲が収録されたベストですシングル曲、アルバムリード曲で全13曲、どういうわけか入ってないシングルもある。(一部後述)
そんなベストアルバムから5曲ピックアップしました。
まず九龍、もう名前からして暴れ曲の匂いプンプンしてるけどその通り暴れられますやったね。
しかし長らくライヴのド定番だったこの曲、なんと昨年イントロが激似の新曲Adamの登場により「今日は九龍か否か」と内心ざわざわする。Adamの詳細については後述。
因みに漢字の読みは「くーろん」ですウーロンじゃない、バンギャルのパンティおくれ。
NUMBER SIX.は飛び抜けてやる頻度が高いというほどでも無い気がするけど、ちょっと特別な時とかたまにアコースティックver.を演奏するのとA9に改名後のFC名称というのもあるので入れました。
アコースティックの方が気になる人はとにかくライヴに通いつつベースの沙我様辺りにお願いするか2015年くらいに周年ライヴで無配された音源があるので、まわりのA9通ってるお友達探して借りてね。
RAINBOWS、定番曲ですだって虹だぜ虹。
九龍もだけれどこの辺とかはV-nationなどのヴィジュアル系ライヴイベントや対バンでもよくやってたと思うので「昔AliceNineイベントで見た」って人は聴いたことがあるかもしれない。
そしてこの曲の一番楽しいところはサビの
空へ(A)描いてゆく
君へ(A)届くように
の部分ですかね(一部抜粋)
(A)って何?と思うんですが、此処ライヴだと所謂Aジャンプをするところです。Aジャンプとは両手をたけのこニョッキみたいなポーズでするジャンプです。
そんなジャンプするの抵抗あるとか思ってる人いるかわかりませんが気付いたらAジャンプ無しでは生きられない身体にされますゾ。
タイトルが長いこの曲もう英語の綴りも難しいし以下美名前って略しますビューティフルネーム、タイトルから御察しの通りこちらはバラード。
ライヴの最後の方とかでやるんですけどこれ2番終わった後にみんなで合唱するところがあるので英語難しいけど覚えてね。
Earth of silence
Confused universe
Graced the beautiful name
(And I sing) buzz love song
っていってます、かっこいいな英語って。
AliceNine名義になってから最初に出たシングル華こちらはニコニコ生放送運営のお気に入り。
後述の最新シングルのカップリングを聴く前にこっちを知ってるとニヤリとしちゃうかもしれない。
IDEAL(2017年)収録 より
MEMENTO
造花の代償
UNDEAD PARTY
Adam
少し期間があきましたがA9名義として昨年出したアルバム。
発売前にお披露目イベントを開催し未完成の音源をファンと共有した他楽曲や衣装などコンセプトを直接伝える機会があり、リリース前から期待値が高かった作品。(個人の感想です。)
ですが、その期待値を遥かに超えた傑作。(個人の感想です。)
その中でもアルバムの前にシングルとしてリリースされていたMEMENTOは近年の定番でありup to Uです。
up to Uは音源だとイントロの後に入ってる部分ですがライヴではみんなで叫びます。
激しくもキラキラ眩しくて楽しい、閃光とか好きな人は特に好きかもしれない。(個人の感想です。)
そして日本語タイトルにしてヴィジュアル系らしい背徳の香りがする造花の代償…†上〇彩主演のドラマ昼顔観てるみたいな気分になる曲です私は上〇さんよりも吉〇美智子が好きだったけどねあのドラマ。
ライヴだと将さんがイントロ中に薔薇を客席に向かって投げます…王子みが強い…生きてるうちにあれ取りたいな…。
その次アンデッドパーティーなんて如何にも!ってタイトルですが勿論ですパーティーですパーティーピーポー。
あとたまにメンバー全員で踊る時がある。信じられるか…結成10年超え、かつてはネオV四天王だなんだと呼ばれたベテランヴィジュアル系バンドのメンバーから自身の曲のインストを流しチューチュートレインするんだぞ…何をいってるかわからねーと思うが真相はライヴに来てその目で確かめてくれ。
そしてこのAdam、これが前述の九龍とイントロの区別がつかない曲である。音源聴いてる分には違う曲だとわかるけど実際生演奏となると本当に分からない。これももうライヴに来て聴いてくれ…今日はどっち!?とドキドキするあの瞬間の楽しさを味わって欲しい。
そして最後に紹介したいのは最新シングル「F+IX=YOU」
L'Arc-en-CielのKenさんプロデュースにジュエリーブランドRebootとのコラボアクセCMと何かと話題に事欠かない新譜だけれどもただ話題性がすごいプロデューサーがすごいとかそれだけでは決してないのです…まずはもう曲そのものがいい。
耳に残るキャッチーさと2018年最初を飾るに相応しい明るさ…暗闇から少しずつ明るくなってって目を開けたらそこにはA9の姿が!!眩しい!!(個人の感想です。)
そしてCDジャケット、アー写にPV…これもまた可愛い。ボーカルの将さんをセンターに密着する5人…もうねこれだけで美しすぎるよねおかおきれいきれい大学主席卒業待った無し。
それからPVも当然見て欲しいんだけれどもアー写で着用してる衣装の他にもう2パターンあるんですわ。
The Beatlesのようなレトロな雰囲気にビビットなグラムロックテイスト…はてThe Beatles?ヴィジュアル系が?The Beatles?と思うでしょうがまぁ見てくださいな…結成10年超えのベテランヴィジュアル系バンドのメンバーが14年目にしてみんなもさっとした黒髪で将さんなんか軽くステップ踏んでるからね…?
からの通称グラムナイン、特に見てくれパンキッシュな虎氏を…M字の前髪にグラサンに黒いリップ最高です…こういうキャラ、ルミネカードとかに書いてありそう。
とにかく希望み溢れるこのサウンドはもうライヴで是非体感して欲しい、めちゃくちゃヘドバンするとかモッシュするとかそういう楽しさとは違うけれど、終わった後の多幸感半端無い。
確実に聴きたきゃ2018年の春ツアーに行ってください。(必ずやるとはいってない)
そしてそんなF+IX=YOUのカップリングが「Neophilia」な訳だが、既にもうお分かりだろう…ここまで読んでて分かってない人がいる可能性も捨てきれないけどもうお分かりいただけた前提で進めます。
最初のド頭からベースがブンブン鳴ってるのは勿論…Aメロのこの「華」を彷彿とさせるメロディ。沙我様曰く「VANDLIZEくらいの頃に作って忘れ去られていた曲を完成させた。」一曲との事で…ウーンアリスみあるわ~って感じでそれこそ2006-2009くらいの時期だけ知ってる人はきっと惹かれるんじゃないかなと勝手に思っていますいやここで惹かれてなかったら私が勝手に悔しいから惹かれていて欲しい。
まぁ昔っぽさ抜きにしてもサビのコーヒーカップに沈められてぐるぐるゆっくりかき混ぜられてくような妖しさ(個人の感想です)は本当に癖になる。
そして最初に紹介した曲の新録「銀の月 黒い星」これがまたネオニュー銀黒って感じで良い…。
2017年ラストライヴだった12月25日のクリスマスでは最後この曲で締めだったのですが、曲が始まる直前将さんが事務所を離籍し独立、名前も変えてから辛くて不安な事も少なくなかった旨の話をしていて少し涙声だったんですよ…それでも最後この曲の演奏が始まった後スッと切り替えて綺麗に歌い上げてくれたあの瞬間は涙なしではいられなかった…雪を降らす演出まであったしね。
まぁライヴについての詳細は確実ライヴレポを探していただくとして…実は旧譜のカバーはこの曲に留まらずそれこそ闇ニ散ル桜あたりなんかもリメイクされてるんですがこの曲は本当に今の季節このタイミングで聴いて欲しい…。
寧ろ2005年頃アリス九號.初期だけ知ってるわって方いたらもうお願いだから聴いて…元の良さを殺さずにここまでかっこよく綺麗にできちゃうんだわ…。
と、ぜひライヴに来て欲しい聴いて欲しい思いでA9のオススメ盤をピックアップしたわけですが、何せ14年もやってますからリリースされてる曲はまだまだたくさんあります。
あとは周りにいるA9通いのお友達でも取っ捕まえてオススメを聞き出すもよし、タイトルやジャケットだけで衝動買いするもよし、好きな曲を探してみてください。
ちなみにライヴでの演奏頻度とかそんなもんは別として個人の感想でめちゃくちゃ好きな曲をあげておきますので気が向いたら聴いてください。
CROSS GAME(2008)
どういうわけかベストアルバムに収録されなかったシングル。2008年に出てるのに。そして何気にアリス九號.名義最後のシングル。
疾走感と煌めきを兼ね備えてて走り出したくなる一曲。
もしかしたらギャ男さんとかなら結構知ってるかもしれない、なんとこれ遊戯王5D'sのタイアップソング。いいですか遊戯王ですよ遊戯王、あの有名なカードゲームの。でもこれ主人公武藤遊戯くんじゃないんです不動遊星くんっていう蟹みたいな頭した貧民街育ちの青年が主人公で、バイク乗ってデュエルするんですよ…これが通称ライディングデュエル。
―ライディングデュエル。それはスピードの世界で進化した決闘。
そこに命を賭ける伝説の鮮やかなを持つ者を人々は 5D's と呼んだー
ライディングデュエル?遊戯王?まるで意味が分からんぞ!?取り敢えず遊戯王5D'sを観てくれオススメはダークシグナー編。(此処でCROSS GAMEがエンディングとして起用されています。)
閃光(2010年)
オススメ盤には入れてなかったけど、これはもう自信を持ってオススメしたいかっこいい。
ぱちんこ戦国無双のタイアップにもなってたしバリバリCMもやってたのでもしかしたら聴いたことあるとかこれだけは知ってるみたいいな人も多いのではなかろうか。
当時CD屋にルンルンで買いに行って、家に帰って初めてきちんと聴いた時の眩い光に貫かれて風が吹き荒ぶような感覚はもう最高でしたね…本当言葉足らずポエミーな感想ばっかりだけれど、当時あれから毎日のように閃光ばっかり聴いて初めての武道館単独公演観に行った時には一番最初の閃光で大泣きした思い出。
因みに武道館ライヴはDVD出てるしちょうどカラオケDAMだとその武道館ライヴの映像付きで閃光が歌えるので気が向いたら観て&歌ってください。
だいぶ長くなってしまったけれど、とにかく
A9はいいぞ。
もう毎日でもいいたいし私が石油王になったらツイッター相互になってる人全員分のチケット取って連れて行きたいレベル…交通費?ホテル代?そんなんもだしてあげちゃいたいよ私が石油王ならね。(ドリンク代別)
こんな拙いクソキモヲタ感丸出し文章で魅力が伝わったかは定かではないけれど、最近ヴィジュアル系にハマって若手バンドさんを追ってる若い子も、昔聴いてたとか名前だけ知ってるって人も少しでも聴いてみようかなと思ってもらえたら幸いです。
みんなでA9通って星になろうぜ。